モデルのファッションや美容は経費で落ちる?
モデルといえばいつでもきれいでかっこよくいる印象が強いのではないでしょうか?
テレビや雑誌で活躍するモデルの姿はいつみても目を奪われますよね。
いつでもブランド物のファッション、化粧も高級コスメ、ビシッとしたセットされた髪型、ゆるふわなヘアスタイルで現れるモデルはいつでも憧れの魔都と言っても過言ではありません。
そんななかで一つ疑問が生まれてくるかと思います。
モデルのファッションや美容代って経費で落ちているのかどうか、ということです。
経費で落ちるからあそこまで使えるのじゃないの?
もし美容代やファッションのお金を経費で落とすのは問題ないの?
と言ったようにさまざまな疑問が生まれてくるかと思います。
そこで今回はモデルのファッションや美容は経費で落ちるのかと言った部分について解説していきます。
モデルになって間もない方、
モデルになってしばらく経つけど経費として計上していいのかわからないと言った方は是非とも参考にしてみてください。
一般的にファッション代や美容代経費として落ちるのか?
ファッションなどの衣料代や美容室代を含め、美容サービスは経費にならないというのが結論です。
そもそも経費になるかどうかを考える前に、まずは損金計上するときの大原則について簡単に解説していきます。
これを説明すると、美容室代など美容サービスに関する支払いについてはかならず必要なものであるので損金計上できないというのが一般的な見解となっています。
特に女性であれば、仕事をするときにメイクなしで出向くという事態は一般的に考えられません。
またスーツ、服を着て外に出ることは当然です。
なので、化粧品代など美容代、衣料代を経費にすることが可能だと考えている人も多いかと思います。
しかし、美容院や化粧品については特にビジネスをしない一般人であっても利用することが考えられます。
そのため経費として考えられる特定のビジネスに従事しているから、どうしても必要ということに当てはまりません。
その考えの元だと、講師や営業など人前に出る必要のある人でも衣料代、美容代を経費にすることは難しいでしょう。
モデルや芸能人など例外的に経費になる仕事もある
しかしモデルや芸能人であれば仕事に直結するとみなされるので経費になる場合がほとんどです。
要は、支出したお金が売上アップ、報酬のアップに関与する場合は損金計上が可能ということです。
こうした美容費用、衣料代経費になる人としては、芸能人・モデルまたはホステス・キャバ嬢と言った職業の方です。
売上が他人から見られること、見た目に直結する職業の場合は経費として認められることが多いです。
そのため男性でも女性でも特殊な化粧品、特殊な衣料、ファッションを購入するのは仕事のためということが認められています。
なので、モデルや芸能人は一般の人とは明らかに異なるお金の使い方をしなければいけないという状態になります。
これらの職業の人は美容代やファッション、衣料代を経費にして問題がないということになります。
もちろん普通の接客業で経費として計上することはできませんが、見た目が売り上げに直結してくる特殊な仕事になると経費として計上することができます。
経費にするには仕事に直結させる
ファッションや美容を経費として落とすためには仕事と直結させる、見た目が売り上げに直結しているという部分が重要です。
なので他の職業でも自分のビジネスと直結していると証明することができれば、美容代、ファッション、衣料代などを経費とすることも可能になってきます。
モデルや芸能人、キャバクラやホストクラブで働いていないけど美容代、ファッション、衣料台を経費にしたいという方は
これを買ったから売り上げが上がった、これを使ったから売り上げが上がったという記録やデータを取ることができれば経費にすることができるでしょう。